日々の神の御言葉: いのちへの入り | 抜粋 509
神の精錬が大きいほど、人の心は神をさらに愛することができる。心の苦しみはその人のいのちに有益であり、神の前でより安らぎ、神との関係がより近くなり、神の至高の愛と救いをよりよく理解できる。ペテロは何百回も精錬を経験し、ヨブは数度の試練を受けた。あなたがたが神によって完全にされること…
律法の時代を通じて、ヤーウェは多くの戒めを定め、モーセがエジプトを出て彼に従うイスラエル人にそれを伝えるようにした。ヤーウェは、この戒めをイスラエル人に与えた。それはエジプト人とは無関係で、イスラエル人を律する意味があり、イスラエル人にヤーウェが課した要求であった。人が安息日を守ったか、両親を敬ったか、偶像を崇拝したかなど、人が罪を犯したか、義であるかを裁く上での原則であった。人がヤーウェの火により焼かれるか、石打ちで処刑されるか、ヤーウェの祝福を受けるかは、これらの戒めに従ったかどうかで決められた。安息日を守らない者は、石打ちで処刑される。祭司で安息日を守らなかった者は、ヤーウェの火により焼かれた。両親を敬わなかった者も、石打ちで処刑にされた。これら全ては、ヤーウェによって称されたことである。ヤーウェは戒めと律法を設定し、彼らの生活を導く際に人々がヤーウェの言葉に聞き従い、そして背くことのないようにした。ヤーウェはこれらの律法を、新たに生まれた人類を治めるために、そして自身の働きの基礎を作るために用いた。したがって、ヤーウェが行った働きにより、この最初の時代は律法の時代と呼ばれた。ヤーウェは多くを語り、多くの働きをしたが、これら無知な人々に、どのようにして人間になるか、如何に生きるか、ヤーウェの道をどのようにして知るかを教え、ひたすら前向きに導いた。ヤーウェの仕事の大半は、人々がヤーウェの道を守って、ヤーウェの律法に従うことを目的としていた。この働きは、少しだけ堕落した人々の上になされた。それは、性質を変えることあるいはいのちの成長には関係しない。ヤーウェは人々を制約し、治めるために律法を使うことだけを考えた。その時代のイスラエル人にとっては、ヤーウェはただの神殿の神であり、天の神でしかなかった。ヤーウェは雲の柱で、火の柱であった。ヤーウェが彼らに求めたことは、人々が今日、神の律法や戒めとして知っている規則と呼ぶこともできるものに従うことだけであった。なぜなら、ヤーウェの働きは、人々を変えることではなく、人々が持つべきものをより多く与えるため、そして直接語るためであった。それは、人が創造された後、自分が持つべきものが何かを何も知らなかったからである。したがって、ヤーウェは、人が地上で生活するにあたり持つべきものを与え、自身が導いてきた人々を先祖であるアダムとエバを超えるほどの人々にした。ヤーウェが最初にアダムとエバに与えた以上のものを、彼らに与えたのである。にもかかわらず、ヤーウェがイスラエルでした働きは、ただ人類を導き、人類に彼らの創造主を認めさせることであった。ヤーウェは、彼らを征服したり、変えたりしなかった、ただ導いただけであった。これが、律法の時代の働きのすべてである。これがイスラエル全土におけるヤーウェの働きの背景であり、真実の物語であり、本質である。そして神の六千年にわたる働き──ヤーウェの手によって人類を治めるための働きの始まりである。ここから、神の六千年の経営(救いの)計画における更に多くの働きが生れた。
『神の出現と働き』「律法の時代における働き」(『言葉』第1巻)より
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神の言葉は無数の家に広がり、すべてのものに知られるようになり、このようにしてのみ、神の仕事は全宇宙に広まる。つまり、神の仕事を全宇宙に広げるには、神の言葉が広められなければならない。神の栄光の日に、神の言葉はその力と権威を示すだろう。大昔から今日まで神が語ってきたすべての言葉が成…
神がこの地上に来て行なう働きは、時代を導き、新たな時代を切り開き、古い時代を終わらせるためだけのものである。神は地上における人間の人生を生き、人の世の喜びと悲しみを自ら体験するため、もしくは自身の手である特定の人を完全にしたり、ある特定の人が成熟するのを自ら見守ったりするため…
霊界では、様々な生物が誤ったことをしたり、自分の仕事を正しく行わなかったりした場合、神はそれに対応する天の法令と命令でもってそれらを取り扱います。これは絶対的なことです。したがって、神の数千年にわたる経営の働きの期間においては、過ちを犯した担当官の一部は一掃され、一部は今日に至る…