日々の神の御言葉: いのちへの入り | 抜粋 434

2020年9月11日

もし人々が神を知ろうとしたら、人々はまず神が現実の神であることを知り、神の言葉を知り、肉となった神の現実的な出現、神の現実的な働きを知らなくてはならない。神の全ての働きが現実であることを知った後でのみ、あなたは神と実際に協力することができ、それを通してのみ、あなたはあなたのいのちを成長させることができる。現実の認識を持たない人はみな、神の言葉を経験する術を持たず、彼らは自分たちの観念にのみ込まれてしまい、空想の中に生きる。その結果、彼らは神の言葉に関する認識を何も持たない。あなたの現実の認識が広ければ広いほど、あなたは神により近くなり、神とさらに親密になる。反対に、あなたがたがぼんやりとした抽象的なものと教義を求めれば求めるほど、あなたは神から遠く離れてしまうであろう。その結果、神の言葉を体験することはより厳しく難しく、神の言葉に入ることがより出来なくなってしまうと感じるようになる。神の言葉の現実に入り、霊的な生活の正しい軌道に乗りたいのであれば、あなたはまず現実を知り、曖昧で超自然的な物から離れなければならない。つまり、聖霊がどのように実際に内側からあなたを啓かせ、導くかを理解しなければならない。このように、もしあなたが、あなたの中に働かれる聖霊の実際的な働きを真に把握することができるならば、あなたは、神によって全き者とされる正しい道へと入るであろう。

今日、全てのことは現実から始まる。神の働きは最も現実的なものであり、人々が触れることができるものである。それは人々が体験でき、また獲得できるものである。人々の中には曖昧で超自然的なものが多く存在し、自身が神の現在の働きを知ることの妨げとなっている。従って、人は経験において常に逸脱しており、常に困難を感じているが、それは全て人の観念によって引き起こされている。人々は聖霊の働きの原理を把握することができなく、現実を知らず、そのため自らの成長の過程において常に消極的であり、神の要求を遠くから見るだけで、達成することはない。彼らは神の言葉が本当に良いということが分かるだけで、成長する道を見出すことはできない。聖霊はこの原則によって働く。人々の協調を通して、人々が積極的に祈り、探求して神に近づくことで成果が達成し、聖霊による啓発を受け、光に照らされる。聖霊が一方的に行動する、あるいは人が一方的に行動するということはない。両者の行動が必要不可欠である。人々が聖霊と協力すればするほど、そして、神の要求する基準に達することを求めれば求めるほど、聖霊の働きは大きくなる。聖霊の働きに人々の真の協力が伴ってのみ、神の言葉の本当の経験と実質的な認識が生まれる。このような経験を通して徐々に、完全にされた人が最終的に生み出される。神は超自然的なことは行わない。人は、神が全能で、全てのことが神によってなされるという観念を持っている。その結果、人々は消極的に待ち、神の言葉を読んだり、祈ったりせず、聖霊に触れられることを待っているだけである。しかし正しい理解を持っている人々は次のように信じている。「神の行いは私が協力する範囲にのみに及び、私の中における神の働きの効果は、私がどう神と協力するかにかかっている。神が語られるときには、私は神の言葉を求め、神の言葉に向かって突き進むために、あらゆる努力をすべきだ。これが私の達成すべきことだ。」

『神の出現と働き』「現実をどのように知るか」(『言葉』第1巻)より

聖霊の働きの原則

聖霊は単独で働くわけではなく、また人も独りでは働けない。人と神の霊は共に手を取り合い、一緒に働きを成し遂げる。人の努力と聖霊の働きは神の言葉の理解をもたらす。

人と聖霊が日々共に歩むことで、徐々に完璧な人間が創られる。聖霊から啓示を受け、明察を得るために、必要なことがある。聖霊に協力し活発に祈り、神を探求し、みもとに近づくことである。

神は超自然的な事は行わず、すべてを引き受けるわけではない。だが御言葉を読まず、祈らず、ただ聖霊の働きを待つだけの者もいる。しかし理解している者は思う。「神の働きは私の振舞いによる」「神の働きの効果は私次第」「私は御言葉に適うよう尽くすべきだ」人々が自らの役割について学び、神が求める基準に届くよう一層努めるようになれば、聖霊の働きも一層大きなものとなる。聖霊から啓示を受け、明察を得るために、必要なことがある。聖霊に協力し活発に祈り、神を探求し、みもとに近づくことである。

『小羊に従って新しい歌を歌おう』より

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