日々の神の御言葉: 神の働きを認識する | 抜粋 170

神の性質のすべては六千年にわたる経営計画を通じて表わされてきた。それは恵みの時代、もしくは律法の時代においてのみ表わされたのではなく、ましてや終わりの日のこの時期にだけ表わされるのでもない。終わりの日になされる働きは、裁き、怒り、刑罰を表わす。終わりの日になされる働きが、律法の時代の働きや、恵みの時代の働きに取って代わることはできない。しかし、これら三段階は互いに繋がって一つの実体を成し、いずれも一つの神の働きである。当然、この働きの遂行は別々の時代に分割されている。終わりの日になされる働きはすべてに終わりをもたらし、律法の時代になされた働きは始まりの働きであり、恵みの時代になされた働きは贖いの働きだった。この六千年にわたる経営計画全体の働きのビジョンについては、誰も識見や理解を得ることはできない。それらのビジョンは神秘的なままである。終わりの日においては、神の国の時代を始めるべく言葉の働きだけがなされるものの、それはすべての時代を表わすものではない。終わりの日は終わりの日以上のものではなく、神の国の時代以上のものでもない。また恵みの時代や律法の時代を表わすものでもない。終わりの日には六千年にわたる経営計画のすべての働きがあなたがたに表わされる、というだけのことである。それは奥義のヴェールを取り除くことである。このような奥義について、人がそのヴェールを取り除くことはできない。人が聖書についていかに深く理解していても、その理解が言葉以上のものになることはない。人は聖書の本質を理解していないからである。人は聖書を読むとき、何らかの真理を理解したり、いくつかの言葉を説明したり、有名な聖句や章を細かく調べ上げたりするかもしれないが、それらの言葉に含まれている意味を取り出すことはできないだろう。なぜなら、人が見ているのはどれも死んだ言葉であり、ヤーウェやイエスの働きの場面ではなく、人にはそのような働きの奥義を解明する術がないからである。よって、六千年にわたる経営計画の奥義は最も偉大な奥義であり、最も深く隠されていて、人にはまったく理解できないものである。神自身が人に説明して明かさない限り、誰も神の旨を直接把握することはできない。さもなければ、それらは永遠に人間にとって謎のままで、封印された奥義であり続けるだろう。宗教界の人たちはさておき、あなたがたも今日まだ伝えられていなかったなら、把握することはできなかっただろう。この六千年の働きは、預言者たちによるすべての預言よりも神秘に満ちている。これは天地創造から現在に至る中で最大の奥義であり、歴代の預言者の誰も理解できたことがない。なぜなら、この奥義は最後の時代においてのみ解明され、それまでに明らかにされたことがないからである。あなたがたがこの奥義を把握し、完全に受け取ることができるならば、宗教の人々も残らずこの奥義によって征服されるだろう。この奥義だけが最も偉大なビジョンであり、人間はそれを理解したいと強く渇望するが、それはまた人間にとって極めて不明瞭なものである。恵みの時代、イエスの行なった働きは何か、ヤーウェの行なった働きは何かをあなたがたは知らなかった。人々は、ヤーウェが律法を定めたのはなぜか、律法を守るよう大衆に命じたのはなぜか、神殿を建てなければならないのはなぜかを理解せず、ましてやイスラエル人がエジプトから荒れ野に連れ出され、その後カナンへと導かれたのはなぜかも理解しなかった。この日に至るまで、これらのことが明らかにされることはなかったのである。

『神の出現と働き』「受肉の奥義(4)」(『言葉』第1巻)より

唯一の神が行う三段階の働き

神の性質は全て恵みの時代や律法の時代、終わりの日だけでなく、六千年の救いの計画により明らかにされた。終わりの日の働きは裁き、怒り、刑罰だ。

終わりの日の働きは律法の時代や恵みの時代の働きと替えられないが、この三つは結びつき一体となる。これらは神が別々の時代に行ったことだ。始まりは律法の時代の働き、贖いは恵みの時代の働き、そして終わりの日の働きが全てを締めくくる。異なる時代、異なる場所の三段階の働きは、唯一の神と一つの霊の働きであり、それらを分割する者は神に敵対する者だ。

ヤーウェからイエス、そして今に至るまでの三段階は切れない一本の糸のように、神の救いの計画の全域に及び、全て一つの霊により行われる働きだ。世界の創造以来、神はいつも人間を導いてきた。神は始めであり終わりであり、神は最初であり最後であり、神によって一つの時代が始まりそして終わる。始まりは律法の時代の働き、贖いは恵みの時代の働き、そして終わりの日の働きが全てを締めくくる。異なる時代、異なる場所の三段階の働きは、唯一の神と一つの霊の働きであり、それらを分割する者は神に敵対する者だ。

『小羊に従って新しい歌を歌おう』より

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