日々の神の御言葉: 神の働きを認識する | 抜粋 194

人間は、自らに欠落しているものが霊的いのちの供与と神を知る経験だけでなく、それ以上に重要な事として、自らの性質の変化であることを現在になってようやく認識した。人類の歴史や古代の文化について完全に無知であるために、人間は神の働きについても認識がない。人間は皆、心の奥深くで神を慕いうることを望む。しかし、人間の肉は過度に堕落しており、また無感覚で愚鈍なため、そのせいで神について何も認識できずにいる。今日、神が人間の元に来る目的は、人間の思想や精神、そして人間が心の中に数百万年にわたり抱いてきた神の像を変化させるために他ならない。神はこの機会を利用して、人間を完全にする。つまり、神についての人間の認識を用いて、神を知るようになる方法と神への態度を変化させ、神を知ることで人間に輝かしい再出発を図らせ、人間の心と霊が一新され、変化されるようにする。取り扱いと鍛錬は手段であり、目的は征服と革新である。漠然とした神について人間が抱いてきた迷信的思想を払拭することが神の永遠の心意であり、それは最近になって神の喫緊の課題となった。この状況を考えるにあたり、あらゆる人が長期的な視点をもつことが望まれる。この神の喫緊した心意が早急に実現し、地上における神の働きの最終段階があますところなく完成するように、各人は経験の方法を変えなければならない。あなたがたが示すべき忠義を神に示し、最後にもう一度神の心に安らぎをもたらしなさい。この責任を回避したり、その身振りだけをしたりする兄弟姉妹が誰もいないことを願う。今回、神が受肉して来るのは、招かれてのことであり、人間の状態に的確に答えてのことである。つまり、神は人間が必要とするものを人間に授けるために来るのである。神は要するに、素質や育ちを問わず、人間が神の言葉を理解できるようにし、神の言葉から神の存在と顕現を理解し、神による人間の完全化を受け入れられるようにする。それにより、人間の思想と観念が変化し、神の本来の素顔が人間の心に深く根付くようになる。神の地上における望みはこれだけである。人間の持って生まれた本性がどれほど偉大であろうと、人間の本質がどれほど貧しかろうと、人間の過去におけるふるまいがどのようなものであろうと、神はそうした事を考慮しない。神はただ、人間が自らの心に抱く神の印象を一新し、人類の本質を知るようになり、よって人間の思想的な観点を変化させ、神を心から待ち望むことができるようになり、神に永遠の愛慕を寄せることを願っているだけである。これが神の人間への唯一の要求である。

『神の出現と働き』「働きと入ること(7)」(『言葉』第1巻)より

神が地上で願う唯一のこと

今、神が肉として来るのは招きによるもの、人の状態を考えて必要なものを与えるため。

神が来るのは人がどんな素質、教養であっても神の言葉を見て、神の存在と現れを見るためで、言葉で神が与える完全さを受け入れるためだ。神が望むのは人がその思想と観念を変えること、そうすれば神の本当の顔が人の心に植えつけられるだろう。これが神が地上で願う唯一のこと。

人の本性がいかに偉大でも、本質が貧しくても、神は目を留めない。人の過去の行いがどうであれ、心にある神の姿を変えることを神は望んでいる。神が望むのは人がその思想と観念を変えること、そうすれば神の本当の顔が人の心に植えつけられるだろう。これが神が地上で願う唯一のこと。

神は人が人の本質を知り、見解を変えることを望む。人が神を深く慕い、永遠の愛情を抱くことを望む。これは神が人に求める全て。神が望むのは人がその思想と観念を変えること、そうすれば神の本当の顔が人の心に植えつけられるだろう。これが神が地上で願う唯一のこと。

『小羊に従って新しい歌を歌おう』より

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