日々の神の御言葉: 神を知る | 抜粋 172

2020年7月23日

3.音

三番目は何ですか。それは人間の通常の生活環境が備えているべきものでもあります。それは、神が万物を創った時に取り扱わなければならなかったものです。神にとって、そして皆にとっても、極めて重要なものです。もし神がこれを扱わなかったとしたら、人間の生存に対する大きな障壁となっていたことでしょう。つまり、人間の身体と生活に著しい影響を及ぼし、人類がそのような環境で生存することは不可能となっていたでしょう。また、あらゆる生き物がそうした環境では生存できないと言うことができます。これは何ですか。それは音です。神は万物を創り、万物は神の手の中で生きます。神の目から見ると、万物は動き、生きています。言い換えるならば、神が創造した万物のひとつひとつの存在には、価値と意義があります。つまり、万物には、すべてその存在の背後に必要性があるのです。神の目には、それぞれに命があります。万物はみな生きているので、音を発します。たとえば、地球も太陽も、そして月も常に自転しています。万物の繁殖と発達、動きからは、常に音が発生します。地上にある物は常に繁殖し、成長し、動いています。たとえば、山の基盤は動いており、移動しており、海中の生き物はすべて移動し、泳いでいます。これらの生き物や万物は、神の目から見ると、すべて恒常的に、正常に、規則的に運動しています。それでは、こうした密かな繁殖や、発達、運動は何をもたらしますか。力強い音です。地球以外のあらゆる惑星もまた継続的に運動し、それらの惑星上の生き物や有機体もまた継続的に繁殖し、成長し、運動しています。つまり、すべて生命のあるもの、ないものは、神の目から見るとすべて継続的に前向きに動いており、それらは同時に音を発生させています。神はこうした音も取り扱ったのです。あなたがたはなぜこれらの音が取り扱われるのかを知っているはずです。飛行機に近付くと、飛行機の轟音のために人はどうなりますか。あまりに長くその近くにいると、人間の耳は聞こえなくなります。人間の心臓はその音に耐えきれますか。心臓の弱い人の中には耐えきれない人がいます。もちろん、心臓の強い人間であっても、その音が長く続き過ぎると耐えられません。つまり、音の人体に対する影響は、それが耳に対してであれ心臓に対してであれ、各人にとって極めて甚大であり、音量が大きすぎる音は人間に危害を与えるのです。したがって、神が万物を創造し、万物が正常に機能し始めた後、こうした音すなわち運動する物の音にも神は適切な処置を施しました。これもまた、人類のための環境を創る時に、神にとって必要な配慮のひとつでした。

まず、地表からの大気の高さは音に影響します。さらに、土壌にある隙間の大きさもまた、音を操作し、音に影響します。そして、様々な地理環境が重なり、それも音に影響を与えます。つまり、人間の耳や心臓が耐えることのできる環境で人間が生存できるように、神はなんらかの方法を用いて音の一部を消すのです。さもなければ、人間の生存にとって音は大きな障害をもたらし、人間の生活上の大問題となります。これは人間にとって大問題です。つまり、神は大地と大気、そして様々な地理的環境の創造において、極めて几帳面だったのです。こうしたことのすべてに神の知恵が含まれています。このことに関する人類の理解は、それほど詳細である必要はありません。知っていなくてはならないのは、その中に神の業が含まれているということのみです。さて、言ってください。神が行ったこの働きはまさに、音を精密に調整して人間の生活環境と通常の生活を維持するものでしたが、それは必要でしたか。(はい。)この働きが必要であったなら、その観点から見て、神はそうした方法を用いて、すべてを与えたと言うことができますか。神は、人間の身体が何らの妨害もない環境で極めて正常に生活できるように、また人類が普通に存在して生活できるように、人類のためにそうした環境を創り、そして与えたのです。これは神が人類に施す方法のひとつですか。神が行ったこのことは極めて重要でしたか。(はい。)それは是非必要でした。それでは、あなたがたはその価値をどのように認識していますか。たとえあなたがたが、これが神の業であったと感じることができず、当時それを神がどのように行ったかを知らなかったとしても、神がこれを行うことの必要性を感じることができますか。これに神が注ぎ込んだ知恵や気遣い、思いを感じることができますか。(はい。)それを感じることができるだけでよろしい。それで十分です。人間が感じたり見たりすることのできない物事で、神が行ったことは多数あります。今わたしがこう述べる目的は、ただ神の業に関する情報をあなたがたに与えることで、それはあなたがたが神を知るようになることができるようにです。こうした手がかりにより、あなたがたは神をさらによく理解することができます。

『神を知ることについて』「唯一無二の神自身 8」(『言葉』第2巻)より

さらに表示

信仰上の悩みや疑問がありましたら、いつでもご連絡ください。

コメントを残す

シェアする

キャンセル