520 神は心から真理を追求する者を祝福する
1 聖霊の懲らしめとは何か、人間の意志から生じる非難とは何か、聖霊による導きとは何か、環境の用意とは何か、内面的啓きをもたらす神の言葉とは何か。このような事柄を明瞭に理解していないならば、識別力を得られない。聖霊から来るものは何か、反抗的な性質とは何か、神の言葉にいかに従うべきか、自分の反逆性をいかに払拭するべきかを知るべきである。これらのことを経験から理解すれば、基礎が得られる。何かが起こっても、それを測る適切な真理とふさわしいビジョンを基礎としてもつ。何をするにも原則をもち、真理に従って行動できるようになる。そうなれば、あなたの生活は神の啓きと祝福で満たされる。
2 神の言葉を飲み食いしている際に、自らの真の状態を知ることや自らの実践、自らの認識に注意を払うことができるならば、問題に直面した時、啓きを授かり、実践的認識を得る。その後、あらゆることにおいて実践の道を得て、万事に関して識別力を得る。真理を身に付けた者は、惑わされたり、妨害行為をしたり、途方もない行動をとったりすることがほとんどない。真理のおかげでそうした者は守られ、またさらなる認識を得る。真理のおかげで実践へのさらなる道を得て、聖霊が自分の中で働く機会と、完全にされる機会をさらに多く得る。
神を真摯に求める者や神を生き、神を証しする者を神は決して不適切に扱わず、また真理を真摯に渇望することのできる者を決して呪わない。
『神の出現と働き』「実践に集中する者だけが完全にされることができる」(『言葉』第1巻)より編集