906 神の権威は測り知れない

1 神の権威は点いたり消えたりするものでも、行ったり来たりするものでもなく、それがどの程度偉大かを計測できる人もいません。どの程度時間が経過したかを問わず、神がある人を祝福した場合、その祝福は継続し、その継続は神の権威が計り知れないことの証しとなり、創造主がもつ消えることのないいのちの力の再現を、人間が幾度となく目の当たりにすることを可能にします。神がある人に約束を行なうとき、その人が暮らす場所、行なうこと、その約束を受け取る前後の背景、そしてその人の生存環境がどれほど変動したかなど、その人にまつわるすべてのことを、神は掌を指すかのごとく知っています。

2 神が言葉を発してからどれほど時間が経過したかにかかわらず、神にとってその言葉はたったいま発せられたようなものです。つまり、神には力があるとともに、人間との約束を残らず追跡し、支配し、実現させる権威があるのです。そしてその約束が何であるか、完全に実現するまでにどの程度の時間を要するか、またその実現が、時間や地理や人種など、どれほどの範囲に影響を及ぼすかを問わず、その約束は実現され、成就するのであって、さらにその実現と成就において、神は努力する必要がまったくありません。それは何を証明していますか。神の権威と力の幅広さは、宇宙全体と人類全体を支配するのに十分だということです。

『神を知ることについて』「唯一無二の神自身 I.」(『言葉』第2巻)より編集

前へ: 905 神の権威を知るための道

次へ: 907 真に具現化された創造主の権威

信仰上の悩みや疑問がありましたら、いつでもご連絡ください。

関連記事

155 神の肉と霊は全く同じ本質を持つ

1 神の霊が纏っている肉は神自身の肉である。神の霊は至高であり、全能で、聖く、義である。同様に、神の肉も至高であり、全能で、聖く、義である。2 このような肉は、人間にとって義であり有益なこと、聖いこと、栄光あること、そして力あることしか行えず、真理や道義に反することはできず、まし…

905 神の権威を知るための道

1神の権威と力神に固有の身分と本質についての認識はあなたの想像力によって得られるものではない「想像するな」ということは「何もせずただ座って破滅を待て」という意味ではなく「論理を用いて推測せず知識や科学を通して研究するな」という意味である神の言葉を食べ 飲み 体験する中であなたは神…

101 神の救いの業の目的

1神には6000年に渡る救いの計画がありそれは3つの段階に分かれている律法の時代次に恵みの時代そして最後の段階は神の国の時代と呼ばれているそれぞれの段階で神の業は違うが全ては人類に必要であり神と戦う サタンの企みに対処するもの神の業の目的は神の知恵と全能を現しサタンの企みを暴き打…

1015 神が人に授ける最高の祝福

1神のことばの完成により神の国が形成する人が正常に戻るとともに神の国がここにある神の国の民は正常な生活を取り戻し今日は神の前に生き明日は神の国で生きる全地は喜びと温かい心で満ちる神の国がこの地上にある神の国がこの地上にある2凍える冬は常春の世界となり人は悲惨なめに遭うことも凍える…

設定

  • 文章
  • テーマ

単色

テーマ

フォント

文字サイズ

行間

行間

ページ幅

目次

検索する

  • 表示テキスト内検索
  • 全文検索