931 万物を管理する神の奇しき業

1

幾世紀も

その小川は

山のふもとを流れている

山が造った路を静かに辿った

ふるさとへ小川は帰り

河、やがて海へと流れた

山の守りのもとで

小川は迷わなかった、決して

小川と大きな山は

互いに支え合い

互いに抑え合い

頼りあう仲だった


2

幾世紀も

激しい風は

絶えず山に呻るように吹き

山にぶつかると

かつてのように大きな砂の渦を吹いた

風は山を脅すが

山の真ん中を貫くことはない

風と山はかつてのように続けた

はげしい風と山は

互いに支え合い

互いに抑え合い

頼りあう仲だった


3

幾世紀も

巨大な波は収まらず

広がるのをやめなかった

波は繰り返しうなり、打ち寄せた

けれど、大きな山は

少しも動くことはない

山に海は見守られ

海の被造物は、増えて栄えた

巨大な波と、大きな山は

互いに支え合い

互いに抑え合い

頼りあう仲だった


『神を知ることについて』「唯一無二の神自身 VII.」(『言葉』第2巻)より編集

前へ: 930 万物は神が定めた原則と法則によって生きている

次へ: 932 神は天地万物を人のために創造した

信仰上の悩みや疑問がありましたら、いつでもご連絡ください。

関連記事

905 神の権威を知るための道

1神の権威と力神に固有の身分と本質についての認識はあなたの想像力によって得られるものではない「想像するな」ということは「何もせずただ座って破滅を待て」という意味ではなく「論理を用いて推測せず知識や科学を通して研究するな」という意味である神の言葉を食べ 飲み 体験する中であなたは神…

155 神の肉と霊は全く同じ本質を持つ

1 神の霊が纏っている肉は神自身の肉である。神の霊は至高であり、全能で、聖く、義である。同様に、神の肉も至高であり、全能で、聖く、義である。2 このような肉は、人間にとって義であり有益なこと、聖いこと、栄光あること、そして力あることしか行えず、真理や道義に反することはできず、まし…

111 神は六千年に及ぶ救いの計画における支配者である

1 神は初めであり終わりである。神の働きを始動させるのは神自身なのだから、前の時代を終わらせるのも神自身でなければならない。それは、神がサタンを打ち負かし、世界を征服する証拠である。神自身が人々のもとで働くたび、それは新しい戦いの始まりとなる。新しい働きの始まりがなければ、当然古…

1015 神が人に授ける最高の祝福

1神のことばの完成により神の国が形成する人が正常に戻るとともに神の国がここにある神の国の民は正常な生活を取り戻し今日は神の前に生き明日は神の国で生きる全地は喜びと温かい心で満ちる神の国がこの地上にある神の国がこの地上にある2凍える冬は常春の世界となり人は悲惨なめに遭うことも凍える…

設定

  • 文章
  • テーマ

単色

テーマ

フォント

文字サイズ

行間

行間

ページ幅

目次

検索する

  • 表示テキスト内検索
  • 全文検索