86 終わりの日に神は言葉を通して全てを成し遂げる
1
終わりの日に神は肉体となり
言葉を通して全てを成し遂げ
言葉を通して全てを啓示する
彼の言葉の中でのみ人々は
彼の全てと
彼が神自身であるという事を見る事が出来る
神の言葉を話すためだけに肉体となった
神が地上に来る
言葉だけで充分であるので
しるしはもう示される事はない
言葉によって
人は神の働きを知るようになる
神の性質と人の本質と
そして人が入るべきところを知るのである
言葉によって
神が言葉の時代に為そうとしている全ての事が
成し遂げられる
そして人は顕わにされ取り除かれ試される
神の言葉を
人々はその目で見て その耳で聞き
そして今まさに神の言葉の存在を知った
それゆえ人は
神の存在と神の全能と神の知恵を信じる
人を愛し救いたいと願う神の心も
人々は信じる
2
神の言葉が神の権威と力を示す時
古代から今この時までに
神が語った全ての事は必ず起こり
その一つひとつが為されるのである
やがて栄光が地上の神を訪れ
神の言葉はそこで崇高なるものとして統治を行う
神の口から語られる言葉は
全ての悪い人々を懲らしめ
一方で全ての正しい人々には祝福を与える
言葉によって
全てが打ち立てられ 完成される
奇蹟ではなく
言葉によって
神は全てを為し遂げ 真実をもたらす
神の国の時代を通して
神はその働きを成し遂げる為 言葉を使う
そして神は言葉によって
その働きの成果を得る
奇蹟も行わず
唯一言葉を通して神は働く
『神の出現と働き』「すべては神の言葉が達成する」(『言葉』第1巻)より編集