645  サタンの本質は残忍で邪悪

1  サタンは人を騙すことで評判を確立します。サタンは正義の先導者的かつ模範的存在としての立場を確立することがよくあります。正義を守ると見せかけて、サタンは人間を傷つけ、その魂を食い物とし、人間を麻痺させ、騙し、扇動するためにあらゆる手段を講じます。サタンの目標は、サタンの邪悪な行いを人間に認めさせ、それに従わせること、サタンが神の権威と統治に反対するのに人間を参加させることです。しかし、人間がサタンの陰謀や策略、下劣な顔つきを見通し、サタンの踏み台にされ、騙され、奴隷として仕え、サタンと共に罰を受けて滅ぼされることを望まなくなると、サタンはそれまでの聖人づらを一変させ、仮面を破り捨て、真の邪悪で残忍で醜く野蛮な素顔を現します。サタンに従うことを拒み、その邪悪な勢力に反対する者すべてを皆殺しにすることほどサタンが好むことはありません。

2  この段階で、サタンは信頼のおける紳士的姿を装うことはできず、羊の皮の下の醜い悪魔のような正体があらわになります。ひとたびサタンの陰謀が明るみに出て、その真の特徴が暴露されると、サタンは激怒して野蛮さを現します。その後、人間を傷つけ、食い物にするサタンの欲望は強くなるばかりです。これは、人間が真理に目覚めると、サタンは激怒し、捕らわれの身から解き放たれて自由と光を得ようとする人間に強い復讐の念をもつようになるからです。サタンの怒りはその邪悪さを正当化し保護するためであり、それはまたサタンの野蛮な性質を真に暴露しています。

『神を知ることについて』「唯一無二の神自身 II.」(『言葉』第2巻)より編集

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