561 自分の本性を分析するには

1 自分の本性を認識するには、いくつかのことを成し遂げなければなりません。第一に、自分が何を好むかを明確に理解しなければなりません。これは食べ物や着る物の好みのことではありません。そうではなく、どのような物事を楽しみ、うらやましく思い、崇拝し、求め、心の中で注意を向けているかという意味です。人の本性には、その人の好む物事に共通する特徴があります。つまり、人は他者がその見た目ゆえにうらやむような人や出来事や物事を好み、美しく豪華に見える人や出来事や物事を好み、その外見ゆえに他者が崇拝してしまう人や出来事や物事を好むのです。人が好むこれらの物事は、偉大で目がくらむような、華麗で壮大なものです。人はみなこのようなものを崇拝します。人には真理が一切なく、また真正な人間と似ても似つかないことがわかります。このような物事を崇拝することには、ほんの少しの意義もありませんが、人はそれでもこのような物事が好きなのです。

2 あなたが何を好み、何に注目し、何を崇拝し、何をうらやみ、毎日心の中で何について考えているのかは、みなあなたの本性を表している。あなたの本性は不義を好み、深刻な場合はあなたの本性は邪悪で救い難いと証明するにはこれで十分だ。あなたはそのように自分の本性を分析すべきである。つまり、自分が生活において何を好み、何を捨てるのかを検証しなさい。人の本性を分析することでのみ、人の実質と堕落を真に知り、人が本当は何に属しているか、本当に欠けているものは何か、何を備えるべきか、どのように人間らしく生きるべきかを理解できます。人の本性を真に分析するのは簡単なことでなく、神の言葉を経験するか、真の経験を有していなければ不可能です。

『終わりの日のキリスト講話集』「性質の変化について知るべきこと」(『言葉』第3巻)より編集

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