296 堕落した人類の悲哀

幾時代も神と共に歩みながら

一体誰が知っているだろうか

神が万物の運命を治め指揮し導いていることを

人が心に留めないのは

神の業が曖昧だからでも

計画が果たされていないからでもなく

人の心と霊が神から離れているからだ

彼らは神に従う時でさえ

気づかぬままサタンに仕えている

誰も神の足跡や現れを求めず

神の配慮と見守りを望まない

しかし彼らは進んで悪に頼り

この世とこの世の主義に順応しようとする

そして人の心と霊はサタンの手中に落ち

彼らはサタンに食い物にされる

見よ、サタンは今人の霊と心に 棲みつき

それを弄んでいる

人は徐々に理解を失い

もはや生きる目的や価値について理解できず

人であることの意味も分からない

彼らはもう神を求めず

心は神の契約と律法を無視する

時は経ち、神がなぜ人を造ったか

誰が語り、理解できるだろうか?

誰も神が語る言葉を理解できず

神から出るすべてのことを認識しない

彼らは神の全ての定めと律法に逆らい始め

すぐに心と霊も鈍る

こうして神は自ら造った人間を失い

人間は自分のルーツを失う

これが人類の悲劇的な悲哀だ

これこそ人類の悲劇的な悲哀なのだ


『神の出現と働き』「神は人間のいのちの源である」(『言葉』第1巻)より編集

前へ: 295 最初の人類は霊をもつ生き物であった

次へ: 297 人類はもはや神が望むような存在ではない

信仰上の悩みや疑問がありましたら、いつでもご連絡ください。

関連記事

111 神は六千年に及ぶ救いの計画における支配者である

1 神は初めであり終わりである。神の働きを始動させるのは神自身なのだから、前の時代を終わらせるのも神自身でなければならない。それは、神がサタンを打ち負かし、世界を征服する証拠である。神自身が人々のもとで働くたび、それは新しい戦いの始まりとなる。新しい働きの始まりがなければ、当然古…

905 神の権威を知るための道

1神の権威と力神に固有の身分と本質についての認識はあなたの想像力によって得られるものではない「想像するな」ということは「何もせずただ座って破滅を待て」という意味ではなく「論理を用いて推測せず知識や科学を通して研究するな」という意味である神の言葉を食べ 飲み 体験する中であなたは神…

774 ペテロの神への愛の表現

1生活で神の要望を満たせないものがあればそれはペテロを不安にしたもしそれが神を満足させなければ彼は悔やみ努力し神の心を満たそうとした生活のどんなに小さなことでもペテロは神の要望を満たそうと自らに求め自分の古い性質を容赦することなく更に深く真理に入ることを求めた更に深く真理に入るこ…

101 神の救いの業の目的

1神には6000年に渡る救いの計画がありそれは3つの段階に分かれている律法の時代次に恵みの時代そして最後の段階は神の国の時代と呼ばれているそれぞれの段階で神の業は違うが全ては人類に必要であり神と戦う サタンの企みに対処するもの神の業の目的は神の知恵と全能を現しサタンの企みを暴き打…

設定

  • 文章
  • テーマ

単色

テーマ

フォント

文字サイズ

行間

行間

ページ幅

目次

検索する

  • 表示テキスト内検索
  • 全文検索