人が過ちから立ち返るとき神は慰められる

たとえ神が人をいかに扱い、憎み、忌み嫌っても、人が回心できる時が来れば、神は大きな慰めを得るでしょう。それは、人の心の中に神の居場所がわずかに残っていることを示し、人が人間の理知と人間らしさの全てを失ったわけではなく、まだ神を信じ神を認めて神のもとへ立ち返る意志があることを意味します。神の家を離れたものが誰であれ、もしその人が戻り、心の中にまだこの家があるなら、神は少し感傷的に愛着を抱き、いくぶん慰めを得ます。しかしその人が二度と戻らないなら、神はそれを残念に思うでしょう。もし戻って、心から神を信じるようになれれば、神の心はとりわけ喜びに満たされるでしょう。

恵みの時代、主イエスは人類に憐みと恵みを持ちました。百頭の羊のうち一頭でも迷えば、主は九十九頭を残してその一頭を探します。この言葉は機械的な方法でも、規則でもなく、むしろ人に対する神の意図、人を救おうという神の切実な思い、人への深い愛を示しています。人類への神の愛は物事の作法ではなく、一種の性質、一種の心理です。それ故、人にどれほど多くの弱みと誤解があっていても、目を覚まし、理解し、回心すれば、神はとりわけ慰められます。この歓楽の世界、悪しき時代に、しっかり立って神を認め、正しい道に戻ることができることは、人の心に大きな慰めと感激をもたらします。

『キリストの言葉の記録』より編集

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