日々の神の御言葉: いのちへの入り | 抜粋 455

2020年8月25日

全宇宙に於いて神が働き始めた最初から、神はあらゆる地位、職業の人たちを含めて、神に仕える多くの人たちを前もって選んだ。神の目的は自分の心を達成し、地上での働きが実を結ぶよう確証することである。神に仕える人々を選ぶにあたって、これが神の目的である。神に仕える人はすべて神の心を理解しなければならない。神の働きを通して、人々は神の知恵と神の全能をよく知ることができ、また地上での神の働きの原則をよく見ることができる。神は実際に働くため、また彼らが神の行いをもっとはっきり見ることができるように、地上に来て人々と接触する。今日、実際の神に仕えるのはあなたがたにとって名誉なことである。あなたがたにとって、これは素晴らしい祝福である。神は真にあなたがたを高い地位につけようとしている。神に仕える人を選ぶ時、神はいつも自分の原則を持っている。神に仕えることは人々が想像するように、ただ熱心であるかどうかの問題ではない。あなたがたも知っているように、神の導きと聖霊の働きにより、人は今日神の前に神に仕えることができる。それはその人が真理を追い求めているからである。これらは神に仕える人の最低条件である。

神に仕えることは簡単なことではない。堕落した性質が変えられていない者は決して神に仕えることはできない。もしあなたの性質が神の言葉によって裁かれておらず、罰せられていないなら、あなたの性質は依然としてサタンを表している。これは、あなたの神への奉仕が自分自身の善意から出ているということの証明だ。あなたの奉仕は、あなたのサタンの性質に基づいた奉仕である。あなたは本来持っている性質と自分の好みによって、神に仕えているのである。またそれ以上に、あなたが好きなものは何でも神は愛され、あなたが嫌いなものは何でも神は憎まれると思い込み、そうしてあなたの働きはひたすら自分の好みによってなされていく。これで神に仕えていると言えるだろうか。結局のところ、あなたのいのちの性質はみじんも変えられていない。実際、あなたは神に仕えてきたことで更に頑固になり、あなたの堕落した性質が深く根差すことになる。あなたは神に仕える規定を持つようになる。それは正にあなたがた自身の性質から出たもので、あなたの性質に従って神に仕えた経験を基盤としている。これが人間の経験であり学び方である。それは人の人生哲学である。このような人々はパリサイ人や宗教家である。もし彼らが目を覚まし、悔い改めなければ、究極的には彼らは終わりの日に現れる偽キリストになってしまうだろう。彼らは惑わすものたちである。偽キリストや惑わす者たちとはこのような人たちから生まれるであろう。神に仕えようとする人たちが自身の性質のまま、自分たちの意思通りに行動するなら、神に見捨てられる危険が絶えず付いて回る。長年神に仕えた経験を利用して人々の心を誘惑し、人々に説教し支配し、自らを高める人々——決して悔い改めることもなく、罪を告白することもなく、自分の立場を利用し続ける人たち——そのような人たちは神の前で倒れるだろう。彼らはパウロと同じ種類の人々で、うぬぼれていて、自分たちの地位や経歴を自慢している。神はこのような人々を完全にすることはないだろう。この種の奉仕は神の働きを妨げる。人々は古い物にしがみつきたがる。過去の考え方、過去の物にしがみつきたがる。これは奉仕の大きな障害となる。そのような物事を捨てることが出来なければ、あなたの一生は、そのような物事に抑圧されることになる。神は少しもあなたを褒めることはないだろう。あなたがどんなに身を粉にして、骨を折って一生懸命働いたとしても、神の「奉仕」で殉教死までしたとしても。それどころか、神はあなたを、悪を行う者と呼ぶだろう。

『神の出現と働き』「宗教的な奉仕は一掃されなければならない」(『言葉』第1巻)より

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