20  七つの雷鳴が玉座から発せられる

七つの雷が玉座から発せられ、宇宙を揺るがし、天と地をくつがえし、その響きは空を貫く。

1  轟音は耳をつんざき、人々は逃げることも隠れることもできない。稲妻と雷鳴が発せられると、たちまち天地は変化し、人々は死の淵に立たされる。すると電光石火の速さで、宇宙全体が天から降り注ぐ激しい暴風雨に包まれる。雷鳴の轟きは輝く稲妻のように不気味な閃光を放ち、人々を恐怖に震え上がらせる。鋭い諸刃の剣は反逆の子らを打ち倒す。それに続いて泣き叫ぶ声が波のように響き渡る。一部の者たちは眠りから覚め、ひどく驚いて自分の心の奥を探り、急いで玉座の前に戻る。彼らは見境のない策略や非道な行いをやめる。そのような者たちが目覚めるのにまだ遅くはない。

2  わたしは玉座から見ている。そして人々の心の奥深くを覗く。わたしは心から熱心にわたしを求める者を救い、そのような者たちに憐れみをかける。わたしが救って永遠へと招き入れるのは、心の中で他の何にも増してわたしを愛する者たち、わたしの旨を理解する者たち、そして道の終わりまでわたしに従う者たちである。偉大な白い玉座の裁きが大衆に公に露わにされ、裁きが始まったことがすべての人に告げられる。語る言葉が心からのものでない者、疑いを抱いて確信を持とうとしない者、ただ無為に時間をつぶし、わたしの願いを知りながら実践しようとしない者――そうした者たちは間違いなく、みな裁かれなければならない。玉座から宇宙と地の隅々に至るまで、七つの雷が響き渡る。大勢の人々が救われ、わたしの玉座の前にひれ伏すだろう。

3  このいのちの光に続いて、人々は生き残る術を求め、わたしの元へ来るしかなくなり、跪いて礼拝し、その口で全能なる真の神の名を呼び、哀願を声に出す。地の果てにいる者たちに、わたしが義であり、誠実であり、慈愛であり、憐れみであり、威厳であり、燃え盛る炎であり、そして究極的に容赦ない裁きであることを知らしめなさい。すべての人々は心から納得し、もう二度とわたしに抵抗しようとはせず、再びわたしを裁いたり中傷したりしようともしない。全宇宙と地の隅々に、すべての家庭に、そしてすべての人に知らしめるのだ、全能神こそが唯一の真の神であることを。すべての国とすべての人々は、わたしの前に永遠に服従するのだ。

『神の出現と働き』「キリストの初めの言葉、第三十五章」(『言葉』第1巻)より編集

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