607 神に仕える人の最低条件
1 全宇宙における神の働きが始まって以来、神は多くの人々を神に仕えるように運命づけてきた。そこにはあらゆる社会的地位の人々が含まれている。神の目的は、神の心を満たすことと、神の地上での働きが、必ずとどこおりなく成就するようにすることである。これが神に仕える人々を神が選ぶ目的である。神に仕える人は誰もがこの神の旨を理解しなければならない。この神の働きを通して人々は、神の知恵、神の全能性、また神の地上における働きの原則をよりよく見て取ることができる。
2 神が実際に働きを行うために地上に来て人々と接触するのは、人々が神の業をより明確に知ることができるようにである。今日、あなたがたのこの集団は幸運にも実践の神に仕えている。これはあなたがたにとって計り知れない祝福である。実のところ、これは神が人を引き上げているのである。神に仕える人の選択において、神は必ず神自身の原則をもっている。神に仕えることは、人々が想像するように、ただ熱心さの問題ではないことは絶対である。今日あなたがたは、神の前で神に仕える人は誰であれ、それは彼らに神の導きと聖霊の働きがあるから、また、彼らは真理を追究する人々であるから、そうしているのを見ている。これらは、神に仕えるすべての人に要求される最低限の必要事項である。
『神の出現と働き』「宗教的な奉仕は一掃されなければならない」(『言葉』第1巻)より編集