日々の神の御言葉: いのちへの入り | 抜粋 435

2020年8月24日

あなたは宗教的慣習をいくつ守っているだろうか。あなたは神の言葉に逆らって、自分の道に行ってしまったことが何回ぐらいあるだろうか。あなたは神の重荷を真に熟慮し、神の願いが成就されることを求めて、神の言葉を実行したことが何度あっただろうか。神の言葉を理解し、実行に移しなさい。神の言葉をあなたの行動、行いの原則としなさい。これは、規則に従うことではなく、体裁のためにいやいやするのでもなく、真理の実践、神の言葉により生きるのである。これこそ、神に満足してもらえる実践である。神に喜んでもらえる慣習は規律の遵守ではなく真理の実践である。周りの注意を引こうとする傾向がある人たちがいる。そのような人たちは、兄弟姉妹の前では神に負債があると言っているが、陰では真理を実践したりすることもなく全く違うことを行っている。これは宗教熱心なパリサイ人たちのようではないだろうか。神を心から愛し、真理に従っている人とは神に忠実な人のことで、それを誇示する人のことではない。真理に従っている人は、問題が起こると喜んで真理を実践し、良心に逆らって話したり行動したりするようなことはしない。問題が起きると知恵を用い、どんな状況下でも原則に基づいて行動する。このような人こそ真に仕えている人である。神に負債があるとただ口先だけの人たちも中にはいる。彼らはしかめっ面をし、感情たっぷりにみじめな表情を装って一日中過ごしている。なんと卑劣な態度だろう!もし彼に「どんな風に神様に負債があるの。教えてください!」と聞いたとしたら、彼は何も答えられないだろう。あなたが神を愛し信頼しているなら、公の場で口にするのではなく、その愛を実践し、そして心から神に祈りなさい。神に言葉でしか接しない人たちは全て偽善者である!一部の人たちは祈りの度に神に対する負債を語り、聖霊の働きがないにも関わらず祈る度に涙を流す。このような人たちは宗教的儀式と観念に捕われている。彼らはそのように儀式と観念で生活することを神は喜び、表面上の信仰や悲しみの涙を神は好むと常に信じている。そのような馬鹿げた考え方からどんな良いことが生まれようか。謙遜を振る舞おうと人前では憐れみ深いかのように話す人たちもいる。人前で故意に卑屈になり、無力の子羊のように振る舞う人たちもいる。これが神の国の人の有様だろうか。神の国の人とは、いきいきとして自由で、汚れも偏見もなく、正直で愛に溢れ、束縛されない生き方をしているはずである。そのような人には品性と尊厳があり、どこに行っても証人として立つことができる。神と人に愛されている人である。信仰に未熟な人たちは外観にこだわりすぎる。彼らはまず神に扱われ、打ち砕かれる時期を通らなければならない。信仰を持つ人たちは、外見は同じでも、彼らの行動と行いは褒めるに値する。そのような人たちこそ神の言葉に沿って生きている人たちだと言える。もしあなたが人々に福音を毎日述べ伝え、彼らを救いに導いても、あなたが依然として規律や教義にのめりこんで生きているなら、神に栄光をもたらすことはできない。そのような人たちは宗教熱心なだけの偽善者である。

人のうわべだけの善行が何を表すだろうか。そのようなものは肉を表し、外見上最善のことをしたところで、ただあなた個人の気質を現すだけで、いのちを現すわけではない。人のうわべだけの行動では神の願いを成就することはできない。あなたは絶えず神に負債があると言うが、誰かにいのちを与えたり、神を愛するように誰かを導いたりすることすらできない。それで神を満足させられると信じているのか。あなたは自分のしている事が神の心からの願いであり、霊的なことだと信じているが、実にばかげている!あなたは自分が喜ぶものや自分が願うものを神も喜ぶと信じている。あなたが喜ぶものが神の喜びを表すだろうか。人の性格が神を表すことができるのか。あなたが喜ぶものはまさしく神が忌み嫌うもので、あなたの習慣は神がひどく嫌い拒絶するものである。もしあなたが神に負債があると感じるなら、神の前に出て祈りなさい。それを誰かに話す必要などない。神の前で祈ることもせず、人の注目を引こうとするばかりでも神の心の願いを成就することができるだろうか。もしあなたの行動が常に見せかけだけなら、あなたは最もうぬぼれが強い人間だ。表面上良い行いをするだけで、現実性に欠けている人はどんなタイプの人間か。それは偽善者のパリサイ人で、単に宗教熱心でしかない!あなたがたが見せかけの行いを止めず、変わることができないなら、あなたがたの中にある偽善的要素は増大するであろう。偽善的要素が大きくなればなるほど神を拒絶するようになり、そして遂には神に見捨てられるだろう!

『神の出現と働き』「信仰においては現実に集中せよ――宗教的儀式を行うことは信仰ではない」(『言葉』第1巻)より

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