日々の神の御言葉: 人類の堕落を暴く | 抜粋 315

2020年11月1日

中には身なりの美しい人もいるが、それは表面だけである。姉妹は花のように美しく身を飾り、兄弟は王子や裕福な若い洒落者のように着飾っている。彼らは食べるものや着るものといった外面的なことにしか注意を払っておらず、内面はまったく貧困で、神についての認識など一切ない。これは一体何を意味するのか。また他には貧しい乞食のような身なりの人もいて、まったく東アジアの奴隷のようである。わたしがあなたがたに求めていることが本当にわからないのか。お互いに交わって、自分たちが実際に何を得たのか話し合ってみなさい。あなたがたは長年神を信じていながら、収穫したものがこれだけだとは、情けないと思わないのか。恥ずかしくはないのか。長年真の道において追求していながら、今日あなたがたの霊的背丈はまだ雀にも及ばない。あなたがたのうちの若い女性を見てみなさい。服や化粧で絵のように美しく、お互いを比べ合っているが、一体何を比べているのか。自分の楽しみか、自分の求めるものか。わたしがモデルを雇いに来たとでも思っているのか。あなたがたは恥を知らない。いのちはどこにあるのか。あなたがたが追求しているのは、ただ自分の度を越した望みだけではないか。あなたは自分をとても美しいと思い、あらゆる装飾品で着飾ってはいても、実際には糞の山の中に生まれたうじ虫ではないのか。今日あなたが運良くそうした天国の祝福を楽しんでいるのは、あなたの可愛らしい顔のおかげではなく、神があなたを例外的に高く上げているからである。自分がどこから来たか、まだはっきりとわからないのか。いのちの話になると、口を閉ざして何も言わず、像のように黙り込んでしまうが、それでいて厚かましく着飾りはする。顔に紅やおしろいで化粧をしたがる。そしてあなたがたのうちの洒落者を見てみなさい。わがまま男で一日中ぶらつき回り、粗暴で、顔には無関心な表情を浮かべている。これが人のあるべき様子か。あなたがたは一人一人、男も女も、一日中何に専念しているのか。自分が食べていくのに誰に頼っているか知っているのか。自分の衣服を、その手に刈り入れたものを見て、自分の腹をなでてみなさい。長年の信仰の中で支払った血と汗という代価から何を得たのか。まだ観光に出かけたり、その悪臭を放つ肉を飾り立てたりするという、無価値なことを追求している。正常な人間であることを求められているのに、異常であるだけでなく、完全に常軌を逸している。そのような人物が、どうして図々しくもわたしの前に来れるのか。このような人間性で、自分の魅力を見せびらかし肉を見せつけて、常に肉の欲望の中に生きている。汚れた霊や悪霊の子孫ではないのか。わたしはそのような汚れた霊をいつまでも存在させてはおかない。あなたが心の中で考えていることを、わたしが知らないなどと思わないことだ。欲望や自分の肉をしっかりと抑制しているかもしれないが、その心の中に抱いている思いをわたしが見抜けないことがあるだろうか。あなたの目が望むものすべてを、わたしが知らないことがあるだろうか。あなたがた若い女性が自分をそれほどきれいにみせているのは、肉を見せびらかすためではないのか。男性はあなたがたにとって何の益があるのか。男性があなたがたを苦痛の海から本当に救ってくれるのか。あなたがたのうちの洒落男は、みな紳士らしく立派に見えるよう着飾っているが、それは颯爽とした外見に注意を惹くための策略ではないのか。誰のためにそうしているのか。女性はあなたがたにとって何の益があるのか。女性はあなたがたの罪の根源ではないのか。あなたがた男性にも女性にも、わたしは多くの言葉を語ったが、あなたがたはそのごく一部にしか従っていない。あなたがたの耳はよく聞こえず、目は衰えてかすみ、心は頑ななためもはや体の中には欲望しかなく、体という罠にとらわれて逃げることができずにいる。誰があなたがたのような汚物と垢の中をうごめくうじ虫に近寄りたいと思うのか。あなたがたはわたしが糞の山から引き上げた者以上のものではなく、生来正常な人間性を備えていなかったことを忘れてはならない。わたしがあなたがたに求めるのは、あなたがたが生来備えていなかった正常な人間性であり、欲望を見せびらかすことでも、長年にわたって悪魔の訓練をうけた悪臭を放つ肉を野放しにすることでもない。そのように着飾って、さらに深い罠に陥ることが怖くないのか。自分が本来、罪に属していたことを知らないのか。自分の体が欲望に満たされ切っていて、服の上からもそれが滲み出し、耐え難く醜悪で汚れた霊である状態を露わにしていることを知らないのか。あなたがたはこのことを誰よりもよく知っているのではないのか。あなたがたの心、目、唇は、すべて汚れた霊に汚されているのではないのか。それらの部分は汚れていないのか。行動しない限り、自分はもっとも聖いと思っているのか。美しい衣服で身を飾れば、下劣な魂を覆い隠せると思っているのか。そんなことは不可能である。あなたがたにはもっと現実的になるよう忠告する。欺瞞に満ちた偽物になることをやめ、自分自身を見せびらかすこともやめなさい。あなたがたは互いに自分の欲望をひけらかしているが、その見返りに得るものは、とめどない苦しみと無慈悲な懲らしめだけである。なぜ互いに目を瞬かせて恋愛にふける必要があるのか。それがあなたがたの品位の尺度、公正さの度合いなのか。あなたがたのうちで邪悪な医術や魔術に手を染めている者をわたしは嫌悪する。あなたがたのうちで自身の肉を愛する若い男女を嫌悪する。自分を抑えたほうがよい。なぜならあなたがたは今や正常な人間性を持つことを求められており、欲望を見せびらかすことは認められないからである。なのにあなたがたはあらゆる機会を利用する。あなたがたの肉があまり余って、欲望が大きすぎるからである。

『神の出現と働き』「実践(7)」(『言葉』第1巻)より

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