日々の神の御言葉: 神を知る | 抜粋 150

2020年7月29日

サタンはいかに迷信を用いて人間を堕落させるか

サタンはいかに迷信を用いて人間を堕落させますか。易断や人相占い、運勢占いについて人が知っていることは、将来における自分の運勢がどうなるのか、この先の道がどうなるのかを知ることができるということですが、最終的には誰の手がこれらのことを既に支配しているのですか。(神様の手です。)これらのことは神の掌中にあります。これらの方法を用いて、サタンは人に何を知らせたいのですか。サタンは人相占いや運勢占いを用いて、サタンが人のこの先の運勢を知っているということ、サタンがそれを知っていて支配しているということを人に言いたいのです。サタンはこの機会をとらえ、それらの方法を用いて人を支配し、人がサタンを盲信しサタンのすべての言葉に従うようにしたいのです。例えば、もしあなたが人相占いをしてもらい、占い師が目を閉じて過去数十年間にあなたに起きたことをすべて明確に述べたら、内心どのように思いますか。「この占い師には本当に感心する。とても正確だ。私の過去についてこれまで誰にも話したことがないのに、どうして知っていたのだろう」と突然感じるでしょう。サタンにとって、あなたの過去を知るのは、それほど困難なことではありません。そうですね。神はきょうまであなたを導いてきました。そしてサタンもまた常に人を堕落させ、あなたをつけ回してきました。あなたの数十年の流れはサタンにとって何でもなく、サタンがそれらの物事を知るのは困難ではありません。サタンが行ったことが正確だと知ると、サタンに心を明け渡すのではありませんか。将来や運勢について、サタンの支配に依存しているのではありませんか。一瞬のうちに、あなたの心はサタンへの尊敬や畏敬を覚え、人によっては、既に魂をサタンに奪われてしまったかもしれません。そしてあなたは直ちに占い師に、「次は何をすべきですか。来年は何を避けるべきですか。してはならないことは何ですか」と尋ねるのです。すると占い師は、そこへ行ってはならない、それをしてはならない、何色の服を着るな、どこそこへ行くな、これこれをもっとすべきだと言うのです。占い師の言うことをすべて即座に心に刻みつけないでしょうか。それを神の言葉よりも早く記憶するでしょう。なぜそれほど早く記憶するのでしょうか。サタンに依存して幸運を得たいからです。このときにサタンがあなたの心を掴むのではないでしょうか。サタンの言うとおりにあなたが行動し、サタンの言葉が予想通りに実現すると、あなたは来年の運勢はどうなるのかを知るためにサタンのところにすぐに戻っていくのではないでしょうか。(その通りです。)あなたはサタンがせよと言うことは何でも行い、サタンが避けよと言うものを避けます。あなたはサタンの言うことすべてに従っているのではないのですか。あなたはすぐにサタンに抱かれ、惑わされ、支配されます。これは、サタンの言うことを真実であると信じるから、サタンがあなたの過去の人生、現在の人生、将来がどうなるかを知っていると信じるから起こるのです。これは人を支配するためにサタンが用いる方法です。けれど現実には、誰が本当に支配していますか。それは神自身であり、サタンではありません。サタンはこの場合ただ策略を用いて無知な人、物質世界しか見ない人を欺き、サタンを信じ、サタンに依存させようとしているのです。このようにして、人はサタンの掌中に陥り、その言葉すべてに従います。しかし、人が神を信じ、神に従いたいとき、サタンは手を休めるでしょうか。サタンは手を休めません。この状況において、人は本当にサタンの掌中に陥っていますか。(はい。)これに関するサタンの振る舞いは本当に恥知らずだと言うことができますか。(はい。)なぜそう言うのですか。(サタンは策略を用いるからです。)サタンの策略は不正で騙します。サタンは恥知らずで、人を惑わせてサタンが何もかも支配していると考えさせ、人を騙してサタンが人の運命を支配していると考えさせます。このため、無知な人は完全にサタンに従うようになり、サタンは一つか二つの台詞だけで人を騙し、人は当惑してサタンにひれ伏すのです。では、サタンはどのような方法を用い、人にサタンを信じさせるためにどのような言葉を言うのですか。例えば、あなたはサタンに自分が何人家族か言っていないかもしれませんが、サタンはあなたは三人家族で、そこには七歳の娘がいると言い、さらにあなたの両親の年齢まで言うかも知れません。当初は疑い不信を抱いてたなら、それを聞くとサタンは少し信用できると感じるのではありませんか。するとサタンは、「きょうはあなたの仕事は大変だった。上司はあなたが受けるべき評価を与えず、いつもあなたに対抗している」と言うかも知れません。これを聞くと、あなたは「まさにその通り。職場での状況は芳しくなくて」と思います。それで、サタンをさらに信じるようになります。するとサタンは別の事を言ってあなたを騙し、さらにサタンを信じさせます。少しずつ、あなたは自分がサタンに抵抗したり、疑ったりすることができないことに気づきます。サタンは些細な策略や、つまらないごまかしを数回用いるだけで、あなたを惑わそうとします。惑わされるにつれて、あなたは態勢を保つことができず、何をするべきか途方に暮れて、サタンの言うことに従い始めます。これが人を堕落させるためにサタンが用いる「なんとも見事な」方法であり、それにより人は知らないうちにサタンの罠に陥り、誘惑されます。サタンは人が良いことと想像することをいくつか言い、次に何をすべきか、何を避けるべきかを人に言い、このようにして人は知らないうちにその道を辿り始めるのです。ひとたびこの道を辿りだすと、それは人にとっては問題ばかりです。サタンが言ったこと、サタンがせよと言ったことを常に考え、気付かないうちに、サタンに取りつかれます。これはなぜですか。それは人には真理が欠如しているためで、それゆえ人はサタンの誘惑に立ち向かうことができないからです。サタンの邪悪と狡猾さ、欺き、悪意に対して、人類はとても無知で、未熟で、弱いです。そうですね。これはサタンが人間を堕落させる方法の一つではありませんか。(そうです。)人間は知らないうちに、少しずつ、サタンの様々な方法により騙され、欺かれます。人間には肯定的なものと否定的なものを区別する能力が欠如しているからです。人間にはこの霊的背丈、サタンに打ち勝つ能力が欠如しているのです。

『神を知ることについて』「唯一無二の神自身 5」(『言葉』第2巻)より

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