日々の神の御言葉: 神の働きを認識する | 抜粋 148
2020年7月12日
聖霊の働きは常に自発的になされている。聖霊が自身の働きを計画するときはいつでも、聖霊がそれを実行する。聖霊の働きは現実的なものであり、常に新しく、決して古くなく、そして常に最も新鮮だとわたしが述べるのは、なぜだろうか。神の働きは世界が創造されたときにすでに計画されていた訳ではない——決してそうではない。働きのすべての段階は、それぞれの時期に相応の結果を得ることになり、それらは互いに干渉し合うことはない。あなたの心の中の計画が聖霊の直近の働きに単にそぐわないということは良くあることである。神の働きは人々の論理のように単純ではなく、人々が想像するように複雑でもない。それは、人々が今何を必要としているかに従って、いつでもどこでもその人々に施すことからなる。人々の本質に関して神は誰よりよく知っており、だからこそ、神の働きほど人々の現実的必要に沿うものはないのである。そのため、人間の視点から言えば、神の働きは何千年も前に計画されていたように見える。神が今、あなたがたの状況に従って、あなたがたの間で働いているように、神はいつでもどこでも働き、語りかける。人々がある状況にいる場合、神はその人々がその状況の中で正に必要としている言葉を語る。それは刑罰の時に行われる神の働きの最初の段階のようである。刑罰の時代の後に、人々はある振る舞いをし、反抗的な行動をとり、ある前向きの状況が生まれ、ある後ろ向きの状況も生まれ、後ろ向きの状況の上限がある水準に達した。神はそれらの事柄すべてに基づいて自身の働きを行い、それを用いてよりよい効果を得る。神は、人々が置かれる状況に応じて、人々が必要とする施しの働きをする。神は人々の実際の状況に従って、自身の働きの各段階を実行する。すべての被造物は神の手の中にある。もちろん神はそれらをよく把握している。人々の状況に応じて、神はなされるべき働きの次の段階を、いつでもどこでも実行する。この働きは、何千年も前に、前もって計画されていたものでは決してない。そのようなものは人間の考えに過ぎない。神は自身の働きの効果を見ながら働きを行い、神の働きは継続的に深まり発展する。神は自身の働きの結果を観察しながら、次の段階の働きを実行する。神は物事を徐々に推移するために多くのものを用い、時間とともに人々がその新しい働きを見るようにする。そのような働きは人々の必要に適した施しをすることができる。神がすべての人々を非常によく知っているからである。そのようにして神は天国から自身の働きを実行する。同じく、肉となった神も同じように自分の働きをするが、それは現実に沿って計画され、人の間で行われる。神の働きで世界の創造前に計画されたものはなく、神の働きは前もって慎重に計画されたものでもなかった。世界が創造された後の2千年間において人間がとても堕落してしまったのを見たヤーウェは、預言者イザヤの言葉を用いて、神は、律法の時代が終わった後の恵みの時代に、人間を罪から救う働きをすることを預言させた。もちろんそれはヤーウェの計画であったが、神が当時観察した状況に応じて作った計画だった。神は決してアダムの創造後すぐにそのことを考えたわけではなかった。イザヤは単に預言したのだが、ヤーウェは律法の時代にすぐにそのための準備を行わなかった。むしろ神は、恵みの時代の始まりにそのための準備を行ったが、そのとき、ヨセフの夢の中に使者が現れて啓示を行い、神が肉となるであろうことを告げた。そうして、神の受肉の働きは始まった。神は、人々が想像するように、世界の創造後に自身の受肉の準備をしたのではない。それは、人間の発展の程度と、サタンに対する神の戦いの状況に従って決められただけだった。
『神の出現と働き』「あなたは全人類がこれまでどのように発展してきたかを知らねばならない」(『言葉』第1巻)より
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