日々の神の御言葉: 神の働きを認識する | 抜粋 207

2020年8月6日

現在、神がどのような新しい働きを始めたかまだ理解していない人々がいる。神は異邦人の諸国で新たな働きを始め、別の時代を始め、別の働きを始め、モアブの子孫の間で働きを行っている。これは神の最新の働きではないか。遠い昔から誰もこの働きを経験せず、聞いておらず、ましてや正しく認識しなかった。神の知恵、神の奇跡、神の深遠性、神の偉大さ、神の聖がはっきり現れるのは、世の終わりの働きのこの段階に依存する。これは人間の観念を打ち砕いている新しい働きではないか。それでもまだ次のように考える人々がいる。「神はモアブを呪い、モアブの子孫を見捨てると語ったのだから、どうして神は今モアブの子孫を救い得るだろうか」。こうした人々は呪われてイスラエルから退去させられた異邦人である。イスラエル人はこうした人々を「異邦人の犬」と呼んだ。誰の見方でも彼らは異邦人の犬というだけでなく、さらに悪いことに滅びの子である。言い換えれば、彼らは神の選民ではない。彼らは元来イスラエルの地で生まれたが、イスラエルの民の一部ではない。彼らは異邦人の諸国に追放されもした。彼らは最も卑しい人々である。まさに彼らが人類の中で最も卑しいので、神は彼らの中で新しい時代を開始する働きを実行する。彼らは堕落した人類の代表であり、神の働きには選択性あるいは目的がないわけではなく、神が今日これらの人々の中で行う働きはまた、被造物の中で行われる働きである。ノアは創造の一部だったし彼の子孫もそうである。血と肉を持つ世界中の誰もが被造物の一部である。神の働きはすべての被造物に向けられている。創造された後呪われたかによって行われるものではない。神の経営(救い)の働きは被造物のすべてに向けられており、呪われなかった選ばれた人々にではない。神は自分の被造物の中で働きを行うことを望むので、思い通りの完成まで確実に行うだろう。神の働きに有益な人々の中で神は働きを行う。従って、人々の中で働きながらすべての因習を神は打ち砕く。「呪われた」「罰せられた」「祝福された」という言葉は神には意味がない。ユダヤ人は非常に善良で、イスラエルの選民も邪悪な民ではない。彼らは良い能力と人間性の人々である。ヤーウェは最初彼らの間で働きを開始し、神の最初の働きを行ったが、神が今神の征服の働きの受容者として彼らを使おうとするなら意味がないだろう。彼らも被造物の一部であり多くの積極的側面を持っているが、この段階の働きを彼らの間で実行することは意味がないだろう。神は誰も征服できず、すべての被造物を説得することもできないだろう。これが赤い大きな竜の国のこれらの人々に神の働きを移動することの意味である。ここでの深い意味は、神がひとつの時代を始めること、すべての規則とすべての人間の観念を打ち砕くこと、そしてまた恵みの時代全体における働きを神が終えることである。神の現在の働きがイスラエル人の中で実行されるなら、神の6000年の経営(救いの)計画が終わる時までに、神はイスラエル人だけの神であり、イスラエル人だけが神の選民であり、イスラエル人だけが神の祝福と約束を受け継ぐに値するとすべての人が信じることになるだろう。世の終わりの間、赤い大きな竜の国の異邦人の中で神は受肉している。神はすべての被造物の神としての神の働きを完了している。神は経営(救い)の働き全体を完成しており、赤い大きな竜の国で神の働きの中心部分を終了する。三つの段階の働きの中心は人の救済、すなわち被造物すべてに創造主を崇めさせることである。従って、この働きのどの段階も非常に重要である。神は意味や価値のないことは決して行わない。一方では、働きのこの段階はひとつの時代を始めることと過去のふたつの時代を終わらせることから成っている。他方ではすべての人間の観念と人間のすべての古い信念や認識方法を打ち砕くことから成っている。過去ふたつの時代の働きは異なる人間の観念に従って行われた。しかし、今回の段階は完全に人間の観念を除去しており、それにより完全に人々を征服する。モアブの子孫の征服を用い、モアブの子孫の間で行われる働きを用いて、神は全宇宙の人々をすべて征服するだろう。これは神の働きのこの段階の最も深い意味であり、神の働きのこの段階の最も重要な側面である。たとえあなたが今自らの地位が低く、価値があまりないことを知っているとしても、それでもあなたは最も大きい喜びに出会ったことを感じるだろう。あなたは大いなる祝福を受け継ぎ、大いなる約束を手に入れ、そしてあなたは神のこの偉大な働きを完成でき、神の本当の顔を見ることができ、神の本来の性質を知り、神の心を行える。神の働きの過去のふたつの段階はイスラエルで行われた。終わりの日の神の働きのこの段階がやはりイスラエル人の間で行われるなら、被造物すべてはイスラエル人のみが神の選民であると信じるばかりでなく、神の経営(救いの)計画全体も望ましい効果を達成しないであろう。神の働きのふたつの段階がイスラエルで行われた期間、異邦人の諸国では新しい働きは全く行われず、時代を始める神の働きも行われなかった。時代を始める働きのこの段階はまず異邦人の諸国で行われ、その上、まずモアブの子孫の間で行われる。これにより時代が始まった。神は人の観念の中に含まれた認識をすっかり打ち砕き、少しでも存在することを許さなかった。征服の働きにおいて、神は人の観念、人の古い、初期の認識方法を打ち砕いた。神は、神に関して規則はないこと、神に古いものは何もないこと、神が行う働きは完全に解放され完全に自由であること、神が行う事すべてにおいて神は正しいことを人々に理解させる。あなたは、被造物の間で神が行うすべての働きに完全に従わなければならない。神がするすべての働きには意味があり、神自身の考えと知恵に従って行い、人の選択や観念に従って行うことはない。神は自身の働きに有益なことをする。自身の働きに有益でないものは、どんなに良いとしても神は行わない。神は働きを行い、神の働きの意味と目的に従って神の働きの受容者と場所を選ぶ。神は過去の規則には固着せず、古い常套手段に従わない。その代わり、働きの意味に従って神は神の働きを計画する。結局、神は本当の効果と期待される目的の達成を望む。あなたが今これらを理解しないなら、この働きはあなたにいかなる効果も達成しないだろう。

『神の出現と働き』「神はすべての被造物の主である」(『言葉』第1巻)より

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