第三十章
兄弟たちよ、目覚めなさい! 姉妹たちよ、目覚めなさい! わたしの日は遅れることはない。時は命であり、時を取り戻すことは命を救うことだ。その時はもう遠くない。大学の入学試験に落ちたなら、勉強して何度でも受け直すことができる。だがわたしの日には、これ以上の遅れは許されない。覚えておきなさい。もう一度言う、覚えておきなさい。わたしはこうした善き言葉で、あなたがたに強く求める。あなたがたの目の前でこの世の終わりが始まり、大きな災害が急速に迫っている。あなたがたにとって、大切なのはいのちか、それとも寝ること、食べること、飲むこと、着ることなのか。そうしたものを比較し吟味する時が来たのだ。これ以上疑っていてはならず、確信することを避けてはならない。
何と惨めなことか。何と哀れなことか。どこまで盲目なのか。どこまで人類は非情なのか。わたしの言葉に耳を貸さないとは。わたしは無駄に話しかけているのか。なぜそれほどまでに不注意なのか。一体どういうことなのか。本当にこれまで、一度もそのことを考えたことがないのか。わたしは誰のためにこうしたことを語っているのか。わたしを信じなさい。わたしはあなたがたの救い主である。わたしはあなたがたの全能者である。見ていなさい。しっかり見ていなさい。失われた時は二度と戻らない、そのことを覚えておきなさい。後悔を治す薬など世界中のどこにもない。あなたがたにはどう伝えればよいのか。わたしの言葉は、慎重に繰り返し考えるには値しないのか。あなたがたはわたしの言葉にあまりにも不注意で、自分のいのちに対して無責任すぎる。どうやってそれに我慢しろというのか。我慢などできるだろうか。
なぜこれまでずっと、あなたがたの間では正しい教会生活が生じられなかったのか。それはあなたがたが信仰に欠け、代価を払う覚悟がなく、自分を捧げる意志がなく、わたしの前で身を費やしたがらないからだ。子らよ、目を覚ましなさい! 子らよ、わたしを信じなさい! 愛するものたちよ、なぜわたしの心の中にあるものを考慮してくれないのか。