961 神が人を懲罰する日が迫っている

1 多くの人は自分が甚だしい過ちを犯したので心が落ち着かず、またたった一つの善行すらしてこなかったので自分を恥じている。しかし、自分の罪を恥ずかしいとは全く思わず、ますます悪くなる者も多く、まだ完全に暴露されていない自分の醜い顔の覆いを完全に引き剥がし、わたしの性質を試そうとする。わたしは誰かの行動を気にすることも注意深く見ることもない。むしろ、情報収集であれ、地上を動き回ることであれ、関心のあることを行なうことであれ、わたしはするべき働きをする。大切な時には、一秒も遅れることも早まることもなく、落ち着いて迅速に当初の計画通りに人間のもとで働きを進める。

2 しかし、わたしの働きの各過程で、捨て去られる人もいる。わたしは彼らがへつらうようなやり方や、見せかけの卑屈さを嫌悪するからである。わたしが忌み嫌う者は、意図的であろうがなかろうが確実に捨てられる。つまり、わたしが嫌悪する全ての者がわたしのもとから遠く離れていることを望んでいる。言うまでもなく、わたしの家に留まっている邪悪な者を見逃すことはない。人が懲罰を受ける日が近いので、卑劣な魂を全てわたしの家から急いで追い出そうとは思わない。なぜなら、わたしにはわたしの計画があるからである。

『神の出現と働き』「終着点のために十分な善行を積みなさい」(『言葉』第1巻)より編集

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