全能者がため息をつくのを聞いたことがあるか?


明け方、東から明けの明星が昇る。

それは、星空を照らし、

人々の心の中の燃え尽きた灯火に火をつける、新しい星だ。

だから人々は、もはや孤独の中にも暗闇の中にもいない。

しかし、あなただけが闇夜の中で眠りについている。

音も聞こえず、光も見えず、

何かが始まっていること――新しい時代と、新しい天地が到来していることにも

気づかずに。


なぜなら、あなたの「父」は、「まだ朝早く、寒い。

外に出たら、剣があなたの目を突き刺すかもしれない。」と言うからだ。

あなたはただ自分の父が言うことだけを信じる。

父があなたよりも年上で、あなたを本当に愛しているから。


そのような愛や忠告のために、あなたは光があることを否定する。

世の中に真理があるかどうかについては、気にも留めない。

全能者が来て、あなたを救うことも、

光を見ることも望まず、現状に満足している。

あなたの目に美しいものは、甦ることも、存在することもできない。

人類の明日、人類の将来は、滅びに定められており、やがて消滅する。

あなたは旅の伴侶と方向を失うのを恐れて、

自分の父にしがみつき、喜んで父と共に苦しむ。


この広大で靄のかかった世界は、あなたのように異なる役割においてひるまず、びくともしない

多くの人々をつくってきた。

死をおそれない、多くの「戦士」を生み、

自分が創造された理由を知らない、無感覚な人たちを生み出した。


神は、非常に苦しむ人類を見て、

苦しむ者たちの嘆きを聞き、

彼らがどれほど恥知らずであるかを見て、

救いを失った彼らの無力さと恐怖を感じる。

人類は神の配慮を拒絶し、神の目を避け、自らの道を行く。

むしろ彼らは、敵と共に、深海の苦みを十分に味わう。

神のため息は聞こえず、もはや神の手が人類に触れることはない。

神は幾度も、取り戻しては失う。


そして、神は疲れ、うんざりし、その働きを止め、

もう人々の間を歩き回ることはしない。

人々はこのような変化にも、神の往来にも、

神の悲しみ、失望、ため息にも気付くことができない。

『言葉は肉において現れる』の「全能者のため息」より編集

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