359  新たな人となる

1

かつての自分の信仰のことを思うと、心にひどい負い目を感じる

真理を求めなかったため、実に多くの悔いが残る

本分を尽くすように神に高く上げられても、

神の御心を思いやらなかった

働き、説教したのはただ自分を人と比べるためだった

人に仰がれ、尊敬されるのを喜び

神に仕えるといいながら実は自分を立てていた

神は何度も注意し、警告したが、私は聞く耳を持たなかった

執拗に報酬と冠を求めて奔走し

名声と地位のために奮闘した。神には実に厭わしいことだ


2

神が御顔を隠し、私は闇に落ち、行くべき道がなかった

歩く屍のように生き、日々が年月のように感じた

試練の中、自分の行ない、ふるまいを省みると

神の愛をたくさん受けながらも、

それに報いることは考えていなかった

本分を尽くす機会は、自慢のために利用していた

私の本性は大天使のように神に呪われるべきもの

恐怖で震え、後悔の中、私は神の前にひれ伏した

ここまで神に背き抵抗していながら、

どうして人間と呼ばれるに値するだろう

神の裁きを受け入れて、性質を変えようと願う


3

神の裁きを経験して、私は神の性質が義であることを知り、

心から神を畏れ、従い、ある程度は人間らしく生きるようになった

性質が変わらなければ、神に仕える資格がないと今初めて知った

時に適って神の裁きによって守られたことを感謝する

今や神の愛を味わった。真なる現実の愛を

ああ神よ、私は二度とあなたに逆らい、あなたを悲しませない

ただこの最後の時を惜しみ、新たな人になろうと願う

人の評価は求めず、ただあなたの心を満足させ

万事において、あなたの言葉で生き、あなたを高く上げ証しようと

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