362  過去が剣のように私を刺しとおす

1

かつての主への信仰を思い出すと 自分の行ないが悔やまれる

終わりの日の神の働きを拒んでしまい 永遠の悔いが残っている

毎日主の再臨を夢見て

天国に引き上げられるのをひたすら心待ちにしていたのに

主が扉を叩いて終わりの日の救いが現われたとき 私はそれを受け入れなかった

神を信じることは聖書を信じることだと考え

聖書の中に神を閉じ込めた

求める心がないまま わめき散らして勝手に神の働きを判断した

必死に教会を封鎖して 信者が真の道を求めて調べるのを阻んだ

自分の名誉と地位を守るため 信者を手中に閉じ込めた

何年も神に仕えたのに、神に抵抗する張本人になるなんて想像もしなかった

消えない罪がいつまでも私を苛む


2

私はとても反抗的だったのに 神は私を憐れみ何とか救おうとした

神は御言葉で何度も心の扉を叩き 私の頑なな心を振り向かせた

私は御言葉の裁きと刑罰を受け入れ 自分がいかに愚かで盲目かを知った

神がもつものと神そのものの豊かさは 人には決して理解できない(測り知れない)

神の働きはどんな規則にも縛られず 常に前進する

なのに私は神の働きを聖書の言葉に閉じ込め 途方もなく傲慢だった

私が邪魔したせいで 多くの信者が救いの機会を失った

神を信じていながら 地位を巡って神と張り合い まさに現代のパリサイ人だった

呪われるべき行ないなのに 神は悔い改めの機会をくださった

神の真の愛を知って 大きな恩を感じている

ああ神よ あなたを信じていながらあなたを知らず 抵抗して裁いてしまった

私は実にサタンと同類だ あなたの憐れみと救いに価しない

ああ神よ 悔い改めてあなたの裁きを受け入れます

何としても真理を求め 本分を尽くしてあなたの愛に報います

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