599  神の溢れるいつくしみと計り知れない怒り

神のいつくしみと寛容の存在は

本当であり真実

だが神が怒りを注ぐ時

神の聖さと義は

どんな罪も容赦しないという

神の別の面が表される


1

人が神の命令に完全に従い

神の要求に沿って行動すれば

神は溢れるいつくしみを豊かに与える

堕落・憎しみ・神への敵意で満ちるなら

神は計り知れない怒りを人に示す

人の邪悪な行いと反抗がある限り

神の怒りは止むことがない

それが神の目の前からなくなるまで

その時初めて神の怒りは消え去る

その怒りはいつ果てるのか

人の邪悪と反抗がなくなるまで


2

誰であろうと

神から心が離れ去り

二度と神のもとに戻らないならば

心と体はうわべだけで神に従い

自分勝手な願いを持つだけであろう

どんなに神を礼拝し従いたくても

ひとたび神から心が離れてしまえば

神の怒りは絶えず注がれる

改心の機会を何度も与えた後

神の底知れぬ怒りは止められない

そんな者にはもう二度と

いつくしみと寛容は示されない

どんな罪も容赦できない神の性質

優しく美しく良いものには

神は寛容でいつくしみ深い

邪悪で罪深く不正なものには

神の怒りは計り知れず

その怒りを止めることはできない

これが神の性質の主な特徴

神が最初から最後まで啓示してきた

溢れる慈しみと計り知れない怒りを


『神を知ることについて』「神の働き、神の性質、そして神自身 II.」(『言葉』第2巻)より編集

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