169  言葉の働きを通して人々は神をよりよく知る

1

終わりの日の神は

しるしや奇跡で押さえつけたり説得したりしない

神はおもに言葉により人を完全にする

しるしや奇跡は神の力を説明できないから

しるしと奇跡だけでは

神の実在性を明らかに出来ず

人を完全にもできない

神は言葉で人を潤し、牧し、従順にさせ

人が神を知るようにする

これが業と言葉の目的

それは精錬、取扱い、刈り込み

言葉による満たしなど

違う視点で語り人を完全にし

業と知恵と奇しさの認識を更に与える


2

今日なされる神の業は実際の業であり

何のしるしも奇跡もない

なぜならそれらは神の実際の業を混乱させ

なすことができなくなるからである

人を完全にするため

言葉と同時にしるしや奇跡を示せば

信仰が本物か分かるだろうか?

だから神はそうしない

人間は宗教でいっぱいだ

人の宗教的観念と非現実的な事柄を取り除き

神の現実を教えるため

抽象的で空想的な

実在しない神のイメージを除くため

神は終わりの日に来た

だから今、唯一大切なのは

現実の認識をもつことだ

神への信仰において真理を探究し

しるしや奇跡よりも、いのちを求める

神を信じる者はみなそれを目指すべきだ


『神の出現と働き』「すべては神の言葉が達成する」(『言葉』第1巻)より編集

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