217  神を愛するには神の愛らしさを体験しなければならない

1  神を敬い畏れる心で神を信じ、神の言葉を経験するなら、そのような人々には神の救いと神の愛が見られる。そうした人々は神を証しすることができる。彼らは真理に生き、自らが証しするものもやはり真理、神の存在そのもの、そして神の性質である。彼らは神の愛に包まれて生き、神の愛を知っている。もし人々が神を愛したいと願うなら、神の愛すべき素晴らしさを経験し、神の愛すべき素晴らしさを知らなければならない。そうしてはじめて、神を愛する心、神のために忠実に我が身を捧げようという思いが生じる。

2  神は言葉や表現、あるいは人々の想像力に訴えて人々が神を愛するように仕向けることはなく、自身を愛することを人に強いることもない。むしろ、人々に自ら進んで神を愛するようにさせ、自分の働きと言葉の内にその愛すべき素晴らしさを見るようにさせる。その後、人々の内には神への愛が生まれるのだ。この方法によってのみ、人々は真に神を証しできるのである。人々は、他人から駆り立てられて神を愛するのではなく、一時の感情的衝動に駆られて愛するのでもない。人々が神を愛するのは、神の愛すべき素晴らしさを見たためである。彼らは、神には人々の愛に値するものが非常に多くあることを見た。神の救いと知恵、驚くべき業を見たからである。そしてその結果、彼らは心から神を讃え、心から神を慕い、神無くしては生き抜けないほどの情熱が自分の中に呼び起こされるのだ。

『神の出現と働き』「神を愛する人は永遠に神の光の中に生きる」(『言葉』第1巻)より編集

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