497  人間への神の警告

1  わたしには多くの望みがある。あなたがたが適切かつ行儀良く振る舞い、忠実に自分の本分を尽くし、真理と人間性を備え、自分がもつすべてのもの、および自分の命さえも神に捧げられる人になることなどを、わたしは望んでいる。これらの望みはどれも、あなたがたに欠けている物事、そしてあなたがたの堕落と反抗から生じたものである。まずは自分の過ちに残らず目を向け、真理と一致しない行動、および考えをすべて検討しなさい。いかなる場合も、あなたがたがこの要求を密かに笑い飛ばさないこと、また何より、それを見下したり軽視したりしないことを願う。あなたがたはそれを真剣に扱わねばならず、無視してはならない。

2  二番目に、自分の過ちと反抗の一つひとつについて、それに相当する真理を探し、その真理でそれらの事例を解決しなければならない。それから自らの過った行ない、および反抗的な思想や行為を、真理の実践と置き換えなさい。三番目に、常にずる賢く狡猾な者ではなく、正直者にならねばならない。(ここで再び、あなたがたに正直者となるようわたしは求める。) この三つをすべて成し遂げられるなら、あなたは幸運な者であり、夢が叶う者であり、幸運を手にする者である。いずれにせよ、わたしの目的は、あなたがたの夢を叶え、あなたがたの理想を実現させることであり、あなたがたをからかったり馬鹿にしたりすることではない。

3  それゆえ、ここで真剣に伝えるが、わたしにとって、あなたの大いなる努力がどれほど賞讃に値するか、あなたの資格がどれほど素晴らしいか、あなたがどれほど忠実にわたしに従っているか、あなたがどれほど名高いか、あなたの姿勢がどれほど改善されたかなどはどうでもよい。わたしの要求を満たさない限り、あなたは決してわたしの賞讃を得ることができない。そうした考えや打算はできるだけ早くすべて捨て、わたしの要求を真剣に扱い始めなさい。さもなければ、わたしは自分の働きを終えるためにあらゆる者を灰にし、よくてもわたしの長年にわたる働きと苦難を無に帰するであろう。なぜなら、わたしは自分の敵と、邪悪の臭気を漂わせながらサタンの姿をしている者たちを、わたしの国に連れ込むことも、次の時代に導くこともできないからである。

『神の出現と働き』「過ちは人間を地獄へ導く」(『言葉』第1巻)より編集

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