558  神の本質は尊厳に満ちている

1

神の本質には愛があり

憐れみは全てに及ぶが

尊厳も神の本質であることを

人々は忘れている

愛の神だが

人に侵害されても

何も感じず反応しない訳ではない

人間の想像で神を定義したり

勝手な願いを押し付けたり

人の考えや様式を用いて

人類を取り扱うよう

神に強いてはならない

さもなければ

あなたは神を怒らせ 神の憤りを誘い

その尊厳に挑んでいることになる


2

神は憐れみ深いが

それは何の原則もなく 人間を取り扱うということを

意味している訳ではない

神は生きており、まことに存在する

決して操り人形や物ではない

人間の想像で神を定義したり

勝手な願いを押し付けたり

人の考えや様式を用いて

人類を取り扱うよう

神に強いてはならない

さもなければ

あなたは神を怒らせ 神の憤りを誘い

その尊厳に挑んでいることになる


3

神は確かに存在する

だからこそ私達は

神の心の声に耳を傾け

神の態度に注意を払い

神がどのように感じているか

ああ、理解しなくてはならないのだ

人間の想像で神を定義したり

勝手な願いを押し付けたり

人の考えや様式を用いて

人類を取り扱うよう

神に強いてはならない

さもなければ

あなたは神を怒らせ 神の憤りを誘い

その尊厳に挑んでいることになる

ああ、神の尊厳に挑んでいることになる


『神を知ることについて』「神の性質と神の働きが達成する成果をいかにして知るか」(『言葉』第2巻)より編集

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