505 真理の実践のために苦しむ者は神の称賛を勝ち取る
1 真理を実践するたびに、精錬を受けるたびに、試されるたびに、そして神の働きが人に及ぶたびに、人は激しい痛みに耐えなければならない。このすべては人への試練であり、そのためすべての人の心の中では戦いがある。 これは人が支払う実際の代償である。神の言葉をさらに読み、さらに走り回ることはその代償の一部分である。それは人がしなければならないこと、本分、果たすべき責任であり、心の中にあって脇にどけておくべきものは、脇にどけなければならない。さもなければあなたの外面的苦しみがいかに大きくても、走り回ろうとも、すべては無駄になる。
2 心の中を変えることだけがあなたの外面的困難に価値があるかどうかを決定することができる。あなたの内面的性質が変わり、あなたが真理を実践した時、あなたの外面的苦しみはすべて神の承認を得られる。内面的性質に変化がまったくなければ、いかに苦しみに耐えようとも、外面から見ていかに走り回ろうとも、神からの承認はない。そして神に認められない困難は無駄である。従って、払った代償が神に認められるかどうかは、あなたに変化があったかどうか、あなたが真理を実践して、神の旨の満足、神に関する認識、神への忠誠心を得るために自分の意図や観念に反抗するかどうかによって決定される。
『神の出現と働き』「神を愛することだけが本当に神を信じることである」(『言葉』第1巻)より編集