97 神は今まで働いてきたのに、あなたは何故わからないのか
1
真の神は地上で働き、肉の姿を見せた。それは人に自身を知らせ
人の心、人の愛を勝ち取るため
だがあなたはこれをまったく知らず、かたくなに奇跡を探す
ああ、どうして神の御心がわからない
神が風と共に来て、雨と共に去るのは誰のため
ああ、神は今まで働いてきたのに、なぜわからない
どれほどの愛を神は人に与えたか。それでも人は気づかない
2
受肉した神を信じると言いつつ、人は漠然とした神を求める
神の言葉がいかに成就するかを想像し、高き神を見ることを待ち望む
だが神の言葉の精錬で初めて、人は実際の神を知る
ああ、今までの求めはすべて空しかったのだ
神が語り、働く形は実に多い
ああ、神は今まで働いてきたのに、なぜわからない
神の働きを知らずに、何が完全にされると言うのだ
3
人は従順と愛の欠片もなく、自分の観念をもっていつも神に要求する。
これほど実践的な神の働きが、どうして人の想像と一致するのか
自分の観念にしがみつき、無理な要求をする。それでは駄目だ。
ああ、神の愛を忘れてはならない
神の心と意志をわかろうとしなさい
ああ、神は今まで働いてきたのに、なぜわからない
無情になってはならない。神の心を気遣うべきだ
4
愛するなら、真剣に愛せよ。中途半端では意味がない
何が真で何が偽りかをごまかせば、無駄に年月を過ごすだろう
神が語った数々の言葉の一つ一つが、人を完全にする
ああ、なぜ神の心がわからない
なぜ真理を求めず、常に神に逆らうのだ
ああ、神は今まで働いてきたのに、なぜわからない
自分のいのちをなるべく早く変えようとし、神の心を慰めなさい