762 あなたがたは神を真に愛していない

1 あなたがたは、自分はわたしのためにすでに十分あきらめてきたと思っている。自分のわたしへの愛はすでに十分だと考えている。しかし、それならば、あなたがたの言葉と行動はなぜいつも反抗的で不正直なのか。あなたがたはわたしに従うものの、わたしの言葉を認めない。これを愛とみなすのか。わたしに従うものの、わたしを脇へ置く。これを愛とみなすのか。わたしに従うものの、わたしを疑っている。これを愛とみなすのか。わたしに従うものの、わたしの存在を受け容れられない。これを愛とみなすのか。わたしに従うものの、わたしが誰であるかに相応しくわたしを扱わず、事あるごとに物事がわたしにとって困難になるようにしてしまう。これを愛とみなすのか。

2 わたしに従うものの、あらゆる事柄においてわたしを騙し欺こうとする。これを愛とみなすのか。わたしに仕えるものの、わたしを恐れない。これを愛とみなすのか。あなたがたはあらゆる面で、あらゆる事柄においてわたしに反対する。こうしたすべてを愛とみなすのか。あなたがたが非常に多くを捧げてきたのは確かであるが、わたしがあなたがたに要求することをあなたがたは一度として実践したことがない。これを愛とみなすことができるだろうか。注意深く考えると、あなたがたの中にはわたしへのかすかな愛も感じられない。これほど長年働きを行い、あれだけ多くの言葉を与えてきた後に、あなたがたは実際にどれほどのことを得ているのか。このことは注意深く振り返るに値しないか。

『神の出現と働き』「招かれる者は多いが、選ばれる者は少ない」(『言葉』第1巻)より編集

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